冒険の記録

オンラインゲームFF14にて生きる、一人の冒険者の記録

忍び寄る影

バノック練兵所の近くのベントブランチのキャンプには、ベントブランチ牧場があります。

チョコボの育成と繁殖を行っている牧場です。

 

 

入口に掲げている大きなバルーンのシンボルマークには、私が何度か見かけた不思議なものの姿が。

彼らは、モーグリという精霊なのだそうです。

 

牧場主のケーシャさんが、第七霊災の折に森の中でモーグリと遭遇し、命を助けてもらった感謝からモーグリの印をかかげているのだとか。

 

ベントブランチ付近でも、不審者の痕跡を追いながら人々のお手伝いをしていると、飼育員のルクロから気になる情報を得ました。

 

 

グリダニアの大切な場所である「長老の木」の上空にイクサル族のバルーンが現れたと。

それについて手紙を書いたので、冒険者ギルドのミューヌに届けてほしいと頼まれました。

 

 

急いで届けた手紙を読んで、ミューヌも顔色を変えました。

 

長老の木は、黒衣森の最長寿の木であり、聖地のひとつであると。

もし、そこを襲われるようなことがあったら、森の精霊たちは怒り、もはや宥めることは不可能になるだろうと。

 

すぐに神勇隊にも知らせてほしい。

そして、力を貸してほしい。グリダニアの未来のためなんだ。

 

そう頼まれて、思っていた以上に事態は深刻だと分かり、私は再び走り出しました。