冒険の記録

オンラインゲームFF14にて生きる、一人の冒険者の記録

誰かの記憶

それはまるで2人の記憶を覗き見ているようでした。

イダパパリモが、黒衣森の調査をしているらしき姿。

 

イクサル族の動向を見たり、エーテルの流れを追ったりと。

2人の会話の中には、度々『蛮神(ばんしん)』という単語が出てきます。

一体何の話をしているのか。

 

そして気になるのが、空に浮かんだダラガブ

ダラガブは、もともとは月の周りをまわっていた衛星ですが、5年前の第七霊災の折、地上に落ちてきたと言われています。

実際ダラガブはどんどんハイデリンに近づいていて、日に日に大きくなっていったのを覚えています。

 

あれがあるということは、霊災以前の記憶・・・?

その中でパパリモは、滅亡を止めるために自分たちは来た、と話していました。

 

 

そこから場面が変わって、引き続き黒衣森を調査している2人ですが、会話の内容から霊災の5年後・・・つまり今の時代に切り替わったようです。

 

 

噂の光の戦士たちのことは、イダパパリモも分かってないようですが、一緒に戦った記憶はあるのですね。

 

最後はエーテルの乱れを追って、再生の根株に向かうところで映像は終わりました。

 

 

 

「どうしたの?ぼんやりしちゃってさ」

 

不思議そうに私をのぞき込むイダの後ろで、パパリモは道士を介抱して、自分たちが保護すると申し出てくれました。

儀式を中断すると精霊を怒らせるということで、すぐに代わりの道士に再開してもらえるよう、手はずも整えてくれるそうです。

 

 

結局巨大な影はゴーレムのことでしたが、その事態を引き起こした犯人の手掛かりはつかめず。

鬼哭隊が引き続き調査するということで、私は一旦グリダニアに戻ることにしました。

 

一連の事件を報告すると、ミューヌも怪訝な顔をしていました。

イクサル族が活発になったことや、再生の根株、ウォーレン牢獄での事件。

その影に潜む何者かの正体がつかめていないので、不安が残ります。

 

さらに注意深く、森の中の動きを観察していかねばです。