昨日駆けずり回っていろいろな人と話したおかげで、ある程度このグリダニアという国のことが分かってきました。
領地は黒衣森(こくえのもり)と呼ばれる広い森林に覆われており、森の中には精霊たちが住まうのだそうです。
精霊は人々の目には見えませんが、グリダニアの人々は存在を信じています。
精霊を怒らせると人々に災厄を招くとされ、人々は恐れと尊敬の念を抱きながら、森と共存しています。
また、稀に頭に2本の角を持つ子供が生まれ、その子は角尊(つのみこと)と呼ばれて崇められます。
角尊は精霊の声を聞くことができ、癒しの術の扱いに長け、優秀な幻術士となるようです。
そして角尊の中から選ばれた者が幻術皇と呼ばれるものになり、大精霊の声を聞きながら国を統治しているのだそうです。
精霊。
人の目には見えない。
実はグリダニアに向かうチョコボキャリッジの中で、不思議なものと出会ったのです。
ふわふわと浮いて人の言葉を話すなにか・・・。
何故か周りの人たちには見えておらず、声も聞こえないようでした。
あれが精霊というものなんだろうか・・・?
とにかく、グリダニアの民は自然を慈しみ、昔ながらの生活を好む人々であるからこそ、静かで落ち着く都市を形成しているのですね。
それ故、冒険者のような外の人間を拒む人も、時折見受けられました。
でも基本的には穏やかで優しい人たちです。
人類に与えられる試練ともいうべき霊災の後には、繁栄の期間とされる星暦がやってきます。
ですがまだ、第七星暦は宣言されておりません。
つまり、エオルゼアは未だ第七霊災の渦中にあるのです。
5年前のあの日から復興に向けて頑張る人たち。
私も冒険者として、エオルゼアが霊災を乗り越える手助けができたら嬉しいです。
そういう未来のために、今日も頑張りましょう!